Q.毎日アイロンと、縮毛かけるのどっちが良いの?
A.継続的な傷みを考えると、縮毛矯正をかけてしまった
方がいいと思います。
アイロンを使って熱処理を繰り返すと、
髪の毛は「タンパク編成」と言う現象が起こります。
例えでよく使われるのが『卵』です。
卵は熱すると白身がだんだん白く硬くなりますよね?
最終的には焦げて炭のようになってしまいます。
よく髪の毛が生乾きの状態でヘアアイロンを使用すると
『ジュッジュッジュッ』って音がするときがあると思いますが
まさにこれです!焼き肉状態です!!
別名『水蒸気爆発』です!!
これが髪にも起こってアイロンしていない時にパサついたり、手触りがザラザラしたり
髪質が硬くなってしまったり、最終的に炭化と言ってチリチリな状態になっ
て取り返しがつかないことになります。
炭化した髪はもう元には戻りません・・・
どんなにトリートメントしても戻りません・・・
この水蒸気爆発を防ぐには、
- 髪の毛をしっかり乾かしてからヘアアイロンを使用する。
- 水分が蒸発しない100℃以下でヘアアイロンを使用する。
この二つを必ず守っていただければ最低限の負担で
済ませる事ができます。
さらに乾かす前にオイルをつければさらにいいと思います!
人の髪は180度のアイロンを10秒あて続けると死ぬと言われているくらい熱に弱く出来ています。
そしてヘアアイロンを使用するときのプレスによるダメージです。
これは単にヘアアイロンで強く挟み潰してしまっているときに
起こるダメージです。
過度に真っ直ぐにしようと思って引っ張り過ぎたりすると、
髪は真っ直ぐになりますが、髪自体は潰れてしまいます。
特に市販のストレートアイロンは上手く髪の毛が挟めないと
無理に引っ張ったりプレスしすぎたりと傷めてしまいます。
あまり安いアイロンは使わない方がいいと思います。
!ポイント!
- 低い温度で、すばやく、少ない回数でスタイリング!!
- 少しでも良いアイロンを使う!
これをしっかり意識すれば自宅でのスタイリングは大丈夫です!
それでも負担は0ではないので日々のスタイリングの時間を
考えたら毎日アイロンするより一回縮毛矯正をした方が髪の負担が少なく
朝の忙しい時間の時短にもなりますのでオススメです。
更に、湿度の高い時期や汗のかきやすい日などアイロンをしても、元に戻ってしまいますが
縮毛矯正ならそんなこともなく一日中ストレートを維持できるのも1つのメリットです。
そして、日々使っているシャンプーにも秘密があるんです。
通常の市販されているものですと、洗浄力が強いものが多くあります。
洗浄力が強いと起こる悲惨なこと
- 必要な油分まで取ってしまい髪がパサつく。
- 乾燥して潤いがなく広がる。
- カラーの褪色だけでなく縮毛矯正をかけてすぐにシャンプーをしてしまうことで薬剤が定着する前に流してしまい、縮毛矯正のかかり、持ちが悪くなってしまう。
と言うことが起こる原因になってしまいます。
縮毛矯正用、クセ毛用のシャンプーもしっかりありますので、
お客様の今の現状に合ったモノをきちんと使うこともすごく大切になってきます。
以上のことから、縮毛矯正の持ちが悪い。傷んでパサつく。縮毛かけたのに広がってどうしようもない!!
などの原因は日々の手入にあることも多いのです!
『美は一日にしてならずです』
継続が本当に大事になってきます!
一度私たちに相談してください。
諦めないで下さい!!
しっかりケアすれば必ず良くなっていきますので
ほんと諦めないでいきましょうね!!
日々の手入によって劇的に良くなったというお客様もたくさんいます。
悩みをかかえるお客様が少しでもその悩みから解放されるように、常に勉強して、色々な知識を増やしていっています!
ですのでもっとわからないことがあったら聞いてください!