Qファッションカラーと白髪染めのちがいは
Q.ファッションカラーと白髪染めのちがいは
A.
・今まで明るいヘアカラーをしてたけど、そろそろ白髪も気になってきた…。
・白髪染めって暗くなるイメージがあるから白髪染めはしたくないな〜。
・そもそもファッションカラーと白髪染めの違いって何?
ヘアカラーを楽しむ一方で、年齢と共に白髪も気になりだしてくる方もいるでしょう。
白髪染めというとなんだかネガティブなイメージが先行しますが、
カラー剤というくくりで考えると仕組みは単純です。
ヘアカラーを楽しむためにファッションカラーと白髪染めの違いについて解説します。
まず初めにヘアカラー剤の仕組みを簡単に説明しましょう。
市場にでているヘアカラー剤は美容室専用のプロフェッショナル製品をはじめ、
ドラッグストアやコンビニ、ネットなどなど数多くの種類が販売されています。
そしてどんなヘアカラーを使用するかで、仕上がりや色持ちは大きくことなります。
そのため、それぞれのカラー剤の特長を理解しておくことが大切です。
髪の色を変えるヘアカラーの方法は大きく分けて3種類あります。それは…
- ブリーチして髪を明るくする方法
- 色素を髪に加える方法
- この2つを組み合わせた方法
非常にシンプルな理論です。
そして、「よくブリーチは痛むから!」といわれますが、
専門的にいえば髪を明るくする方法はブリーチすることでしかできないのです。
一般的に「ブリーチで痛む!」と言われているのは、
非常に明るくするパワーを持つ薬剤を指していると思われます。
そしてカラー剤は明るくしながら色素を加えていくものです。
では、「白髪染めは何が違うの?」と思いませんでしたか?
白髪染めといっても、髪を単純に暗くするだけが白髪染めではないですよね。
髪を明るくしながら、白髪を染める人もいますよね。
ですから基本は同じです。それでは何が違うのでしょうか?
【白髪の特徴】
それは白髪がある方なら知っていると思いますが、
白髪って黒髪よりも硬くて太いのです。白髪が気になるからといって短く切ったら、
ピンピンたって逆に目立ってしまったりするものです。そのくらいハリがあります。
このことから髪質にもよるのですが、
白髪染めの薬剤は、ファッションカラーの薬剤よりも薬剤そのものが強い場合があります。
美容室などでは髪質や希望に合わせて薬剤を調合していきますが、ホームカラーなどをする場合には「染まらないと売れない、あるいは明るくならないと売れない」となるので、薬剤のパワーが強い傾向があります。
また白髪染めは白い髪にも色素をある程度いれることでカラーとして成り立つので、ファッションカラーに比べて色素の量は多めに入っていることが多いです。そのため毎回毛先までグレイカラーで染めてしまうと、毛先だけが暗くなってしまったりするので注意が必要になります。
ですので、ファッションカラーとグレイカラーは基本的な原理は同じ。
大きな違いは、
- 薬剤が(ファッションカラーに比べて)強めになっている場合があること
- 色素が(ファッションカラーに比べて)多めに入っていること
ということになります。