よく聞かれるシリーズ ~色の抜けが早いのはなぜ?~
こんにちは!
清水です!
もう2月も終わりですね。
なんか毎回月末のブログにはこのくだりをかいている気がします。
定型文になりつつありますね。
さて、今回は
よくお客様から聞かれるシリーズ!!
シリーズといったけどこれ以外はありません!
そして今回のお題は
「色の持ちが良くないんだけど何が原因なの??」
思っている方も多いのではないでしょうか?
色の持ちや染まりにくいは人それぞれの髪質の違いもありますし
普段お使いのスタイリング剤やヘアケア商品の影響も考えられます。
なのでカラーをすると髪の内部でどんなことが起こっているのかを
解説しながら染まりにくい、持ちが悪い原因も一緒にやっていきます!!
カラーをすると何で色が変わるの??
まずはカラーをすると髪ではどんなことが起こっているのか。
髪は3層構造でできています。
表面のキューティクルとその中の毛皮質、中心に毛髄質という芯のようなものがあります。
イメージは”海苔巻き”のような感じです。
カラー剤が作用するのは海苔巻きで言うところの「ご飯」の部分です。
「ご飯」の場所に髪が黒く見えるメラニン色素というものが点在しているわけですが
- カラー剤ではまずその色素を取り除きます。
- 取り除いたらそこに色素を入れていきます。
- 色素は酸素と結合すると大きくなって、色が長持ちするようになります。
これが大きな仕組みですね。
さて
ではなぜカラーが長持ちしないのでしょうか??
oh. no….
いろいろ原因
上記の中だとポイントは”染まる場所”と”放置時間”です。
-
染まる場所
海苔巻きの「ご飯」の部分は沢山のタンパク質が詰まっていて
髪のハリコシや潤いなんかを担っています。
カラーやパーマを繰り返した髪はパサつきますよね?
キューティクルを強制的に開いているので中の成分はだだ洩れになります。
その栄養が無くなって空っぽになった髪は色素をとどめておくことが出来ずに
すぐ抜けてしまいます。
ブリーチを繰り返した方ならわかるはず!!
色を入れても1週間もすると金髪になりますよね?
ブリーチはキューティクルを剥いでしまうので普通に生活していても栄養は抜けていきます。
-
放置時間
これは美容師さんが薬やなりたい色によって
変えているからあまり気にしなくても大丈夫です。
おしゃれ染めで明るくするときは短時間ですししっかり染まってほしい時は
長く時間を置くときもあります。
ここで皆さんが思っているであろう
カラーやパーマをする時の素朴な疑問。
「あの後ろで回っている温める機械はなんなの?」
はい。それ思いますよね。
なんかの意味があるのはわかるんだけど。
なんかいつも後ろで回っている。
あれは、遠赤外線で薬に作用を高める効果があります。
カラー剤なら色を抜くのを早くしたり色をしっかり入れたり、
パーマならかかりをよくするのとダメージ軽減の効果があったりします。
ただ、熱かったら言ってくださいね。。
さて話を戻します。
ではどうしたら色持ちがよくなるのか。
- 毎回、全体カラーではなく根元のみにして髪を休ませる。
今月毛先までしっかりカラーしたから来月は根元だけ。とか
根元はしっかり染めてトリートメント(ヘッドスパ)しよう!
にしてあげると髪が休まってキューティクルも整っていきます。
- 毎日のホームケアを変えてみる。
お店でするトリートメントはかなり効果があります。
ですが毎日のホームケアがいまいちだとその効果もすぐになくなってしまいますし、
トリートメントをしていなくてもホームケアをきちんとしていると
ほんとに驚くくらい色の持ちが良くなります。
シャンプーもノンシリコンやカラー用、モイスト、さらさらなど
多種多様なものがありますが
”洗浄力があまり高くない”かポイントです。
洗浄力が強いと一緒に色素も落ちてしまいます。
- しっかり乾かす。
これはやりすぎですけどね。。。
正直、なんだかんだこれが1番大事かもしれませんね。
髪は濡れているときにキューティクルが開きます。
キューティクルが開いている時間が長くなると中の栄養が抜けだします。
その栄養と一緒に色素も抜けていくので色の持ちが悪くなります。
せめて8割は乾かした方が良いです。
もしやる事が山済みで乾かしだすのに時間がかかってしまう場合は
”オイルトリートメント”がオススメです。
オイルは髪の表面にコーティングしてくれるので
余計に水分や栄養が抜けにくくなります。
treesでは
オイルトリートメントなら
不動の人気”モロッカンオイル”がオススメです。
浸透しやすいアルガンオイルが主成分なので
べたつかない、手にも残らないのでストレスフリー。
香りは”バニラムスク”で大人っぽい雰囲気です。
カラーの色持ちは髪質などによっても変わってきますが
是非参考にしてみてください。
最後までながながとありがとうございました。