実は知らないパーマの何で?
こんにちは。
「恋愛下手」な清水です。
あれ?「ハイボール」は?
と思われた方。
安心してください、今日だけです。←古い
先日、清水チャラチャラしている風で
実は恋愛下手なんじゃないの疑惑が出たので
今回はハイボールはお休みです。
今日は昨日とは一転して
台風一過で晴天!!
気持ちがいいですね。
はい。
前置きはここまで。
皆さんはパーマの事どのくらい知っていますか?
自然なカールやウェーブが出て朝が楽。とか
普通に傷んでパサつく。とか
基本、感覚的なところが多いんじゃないかなー
と思います。
そんなパーマのあれこれを
須賀先生が勉強会で教えてくれましたので
軽く内容をお伝えしたいと思います(`・ω・´)/
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まず、髪の毛には大きく分けて4つの結合があります。
・水素結合 基本的に濡れている時に切れて乾くと繋がる結合
ブローはこれを利用してストレートにしたりします。
・イオン結合 髪の中のpHをアルカリに傾けると切れる結合
カラーやパーマの後髪が柔らかく感じます。
・シスチン結合 髪内部のシステイン2分子が結合したもの
パーマでは、この結合を切ったり繋いだりします。
・ペプチド結合 基本的に切れません。ハイダメージ毛で
さらにダメージを重ねると切れて溶けます。
この4つのうち、上から3つまでを使います。
パーマ液をかけると、濡れたことにより水素結合が切れます。
パーマ液に中のアルカリ剤によってイオン結合が切れます。
さらに、還元剤で髪内部のシスチン結合が水素と化合して切れます。
こんだけたくさんの結合をいっぺんに切るんだから
そりゃ傷みますね。
ここで一休み。。。
パーマ液のアルカリ剤は皆さんもご存知の
「アンモニア」を使っています。
パーマ液ニオイがあるはずですね。
でもアンモニアを使っている理由があるんです!
アンモニアは揮発性が高く、パーマをかけた後に
すぐ髪からなくなるので必要以上の負担がかからない。
ニオイが気にならない物は髪に残りやすいアルカリを
使っているので終わった後も知らないうちにダメージなんて事もあります。
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話は戻して。
結合を切るパーマ液。
いろいろな種類があります。
強い還元力がある
『チオグリコール酸』
低還元の
『システイン』
パーマ剤とは別に化粧品登録されている
『カーリング剤』
チオグリコール酸 = かなり強い。太い、固い毛用
なのでダメージがある髪に使うと死にます。
システイン = 弱い。ダメージ毛、細毛、軟毛用
髪がしっかりして人の使ってもまるで意味がない。
カーリング剤 = チオグリコール酸くらいかかって負担も少ない。
ニオイがキツイ。パーマがだれやすい。
美容師は髪の毛の状態や髪質、
お客様の希望を聞いて薬の調節をしています。
大分長くなったので
今回はここまで!!
大変勉強になったことは伝わったかな?と思います。
(寝てませんよ。えぇ。)
ご清聴ありがとうございました。