夏と言ったらさ、やっぱ多摩川花火大会。。。
おはようございます☀
きべです。
今日は晴れ間もあり気持ち良いお天気ですね。
こんな体験はありませんか?
『さて、そろそろ場所取り班行っとこか?』
『俺は、サッポロ黒ラベル500と、氷結500にしとくかなー。やっぱトイレとか行きたくないしね。』
『カキピは、辛目ね。あと柔らかイカね。』
『シート100均でありますかねー。』
そう、その日は窓の外はまだ蒸し暑さの残る8月の事でした。
朝礼では、怖い女性リーダーが
『今日は花火大会あるから早く締めます。キチンと緊張感持って仕事しましょうね。』
お陰様でお客様も沢山来ていただき、
一日中お店は活気ついていました。
お客様から、
『今日は花火楽しんでねー。』
『はい、みんなで行くのでー、明日ブログ楽しみにしてて下さいね!』
って感じでした。
日が傾き、店の前にちらほらと浴衣を着た人や、ご機嫌なおじさん達や若者が川の方へ。。
『ありがとうございましたぁ!また、お待ちしております!』
少し浮かれかの様に聞こえるスタッフさんの終わりの合図が、聞こえた。
ゆっくりと日が傾きだした。
街中が少し浮かれているかの様に感じはじめた頃ら
遠くの空から、少し不穏な色が見え隠れしていた。
まさか、それはないだろう。
そう自分に言い聞かせて、レジ金を数え始めていた。
誰もが、それを信じていたに違いない。。
『さて、そろそろ場所取り班行っとこか?』
『俺は、サッポロ黒ラベル500と、氷結500にしとくかなー。やっぱトイレとか行きたくないしね。』
『カキピは、辛目ね。あと柔らかイカね。』
『シート100均でありますかねー。』
今日のイベントの為に前日お酒を控え、
体調を整えてきたのにだ。
まさか?
いやいや。
いや、そのまさかだ。
そう。
やつが、ジワリジワリと近づいていたんだ。
私は、感じていた。
やつが、
忍び寄るのを。
ピカッと閃光が雲間に走る。
そう。とうとう来たんだ。
招かざるやつが。
蜘蛛の子を散らすとはこの事だろう。
沢山の楽しそうな人々は、小走りに散り
鈍い雨音だけが残る。
ただ、人々は少し希望を持っていた。
そうだ、去年もそうだったよな。
そう。
去年は花火が打ちあがったのだ。
びしょ濡れの芝生に光が程良く反射し、
皆を楽しませてくれたのだった。
そう。夏のおもひでだ。
私は虚ろな目で叩きつけられる雨を
眺めていたんだ。
少しワクワクした気持ちで。
。。
- チーン
結局は。
楽しかったです。
最後まで読んでくれて本当に、ありがとうございます。